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向井千秋記念子ども科学館(向井千秋さんの宇宙と大西勇一さんの自作飛行機)

向井千秋記念子ども科学館は、群馬県館林市にある市営の科学館です。
日本人女性初の宇宙飛行士で、館林市出身の向井千秋さんの功績をたたえ展示するとともに、科学に関する展示や講座、プラネタリウムの投影を行っている施設です。
また、天体観測ドームもあり、毎月第2土曜日と第4土曜日には、事前申し込み不要で参加無料の夜間天体観望会が開かれています。

当初、この施設は、館林市こども科学館として、1991年(平成3年)春に開館しました。
その後、向井千秋さんが、1994年にスペースシャトル・コロンビア号に搭乗、1998年にはスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗した事を機に、1999年、現施設名である向井千秋記念子ども科学館となり、2001年春には一部改修を行いリニューアルオープンしました。
向井千秋さんは、この科学館の名誉館長であり、たまに科学館に来られ講演会や交流会をされます。

向井千秋記念子ども科学館のエントランスに入ると、左にはプラネタリウムへの入口があり、右には2階への階段があり、階段の向こうには、奥の方へ展示室が広がっているのが見えます。
他の科学館同様に、遊びながら学ぶという展示が色々あります。
月の重力体験が楽しめる「ムーンウォーカー」も、1階にあります。
また、天井は吹き抜けになっているので、2階の展示室を見学する人達が見えます。

この科学館に対する私の個人的な印象は、館林出身の向井千秋さんの生い立ちから宇宙飛行士としての業績などの展示が多く、館林の自然に関する展示もある事から、地域色の濃い科学館という事です。
また、全国でも珍しく個人が設置し、館林市の住宅地内にあった飛行場「大西飛行場」について詳しく解説されているパネルの展示や、飛行場を設置した大西勇一さん自作の飛行機「スバルプレン」が展示されていることから、より一層、館林に密着した内容の科学館になっています。
1人で何年もかけて飛行場を整備し、飛行機まで作ってしまうその心意気に感心するばかりです。

更に、館林は、農家の資材や防風林として竹林が多くある事から、竹とんぼの普及活動が活発に行われています。
科学館3階には、多くの竹とんぼが展示され、3階の工作室では、毎月第1日曜日と第3日曜日に、館林市にある「上州竹とんぼの会」の方達が、よく飛ぶ竹とんぼの作り方を指導してくれます。

科学館の展示としては、1階には、館林の動植物や鉱物などの自然を扱ったコーナー、科学の原理や法則など自然の仕組み(理科の授業でいう物理,化学,生物,地学)を自分で体験することで学ぶコーナー、2階には、それらを応用して作られる機械や道具の仕組みについてのコーナー(大西飛行場や、大西さん自作の飛行機「スバルプラン」もここです)、スペースシャトルや宇宙に関するコーナー(向井千秋さん関係の資料ここです)があります。
また、科学館では、自然科学に関するイベントを頻繁に開催し、一般向けのイベントだけでなく、子供向きのイベントもよくあり、親子で参加するイベントもあります。

地域に強く密着した内容の科学館であるため、その地域に対する興味の有無で、他地域から来た人にとっては、評価は分かれるかもしれません。
また、科学の原理や法則など自然の仕組みを自分で体験して学ぶコーナーには、どこの科学館でも見かけるものが揃っていて、何ヶ所か科学館に行っている人には、斬新さが無いので、少し物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
ただ、それを埋め合わせるかのように、館林の風土を感じ取れる展示が多いです。
私自身は、館林に住んだ事が無いですし、友人知人もいません。
そのため、全く興味が無い地域でしたが、この科学館で館林についてほんの少し触れたことで、多少なりとも興味を持ちました。
私が、勝手に持っていた農村のイメージとは違って、日本の近代工業発展の一躍を担っていた町と知り、館林に対する見方が大きく変わりました。
何がきっかけで何に興味を持つか、分からないものです。
その土地を少しでも知ることで、科学館やその周辺を見る目も違ってきます。

そもそも、向井千秋記念子ども科学館に行った動機は、プラネタリウムで子供向け番組として「仮面ライダーキバ&電王」をやっているからでした。
この科学館に限らず、プラネタリウムでは、春夏冬の学校の休み期間になると、普段ではやらない子供向け番組をやることがあります。
キャラクターものの番組をやっているプラネタリウムを検索して、うちの長男が見てみたいと言う番組をやっているのが、向井千秋記念子ども科学館だったのです。そして、投影時間を調べると、今家をすぐに出れば間に合う時間だったので、場所などカーナビに入力すればいいと思いろくに調べず、地方にあるこじんまりした科学館だろうと勝手な推測をして、子供達と車に飛び乗り家を出発しました。

この科学館での子供達の様子は、小学生も高学年になると、これまで学校や塾で学んだことを実際に試す感じになってくるようです。幼稚園児は、とりあえず色々遊んでいます。
未就園児の末っ子は、まだ科学館で楽しむのは早いようで、何かで遊ぶというよりは、姉や弟の後に付いてチョロチョロ動き回ってました。
末っ子は、科学館のエントランス脇にある小さい子向けのキッズコーナーで一番よく遊んでました。


地図の左上にある「+」をクリックして地図を拡大していくと、地図の中心は、駐車場の入口にあります。
また、家の絵の目印は、科学館の入口の位置にあります。

アクセスです。
◎電車バス利用の場合
・東武伊勢崎線 館林駅から徒歩20~25分
・東武伊勢崎線 館林駅から市営バス「館林・板倉線(板倉東洋大前駅行)」子ども科学館前下車(乗車時間約7分)
・東武日光線 板倉東洋大前駅から市営バス「館林・板倉線(館林駅行)」子ども科学館前下車(乗車時間約25分)
バスは、1時間~1時間半に1本程度ありますが、日曜と祝祭日は本数が半減します(12月31日~1月3日は全線運休)。

◎自動車利用の場合
   東北自動車道 館林インターから約10~15分

施設情報です。
◎開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
◎休館日 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日休館) 
     国民の祝日の翌日(土日曜日をのぞく)
     年末年始
◎入館料 おとな(高校生以上)310円 プラネタリウム520円
     子ども(中学生以下)無料 プラネタリウム(小中学生)310円
     未就学児はプラネタリウムも無料です。
  なお、毎月第一日曜日は「群馬県家庭の日」のため入館料が無料となります。

  天体観測室の望遠鏡を使った夜間天体観望会は、開館時間外のため、入館料はかかりません。

◎無料駐車場 あり(250台収容)
  科学館専用の駐車場は有りませんが、科学館前交差点には、道路を挟んで向かいに、周辺施設利用の際に使える尾曳駐車場(無料)があり、科学館HPでは、そこを利用するようになっています。

  また、向井千秋記念子ども科学館の西隣には、だだっ広い空き地(市役所東広場)があり、その向こうには赤レンガ張りの館林市役所庁舎が見えてます。
この空地は、イベントなどが行われる多目的広場となっていて、駐車場として利用される事もあります。
イベントが無い普段も出入り自由で、科学館に隣接しているため、ここに車をとめて科学館に向かう人達も見かけます。
なんで、こんなだだっ広い空き地があるのか、しかも中途半端に石垣があるのは不自然、と興味を持ち、ほんの少しだけ調べてみたところ…

 この広い空地は、元々は館林城二の丸があった場所で、明治時代には従業員2000人規模の上毛モスリン株式会社という織物の会社の本社と大きな工場がありましたが、大正末期に倒産。
昭和に入り、この工場の所有は、共立モスリン(後に日本毛織に吸収合併)になり、太平洋戦争中には中島飛行機の工場になり戦闘機の生産工場となりましたが、敗戦と共に中島飛行機は、GHQによって複数の企業(後の富士重工やプリンス自動車など)に解体されました。
館林の工場は、戦後から昭和50年まで神戸生絲株式会社のものとなり、その後さらに平成4年まで神戸電子株式会社
の所有となります。
昭和53年には、敷地の一部が館林市に売却され、市役所庁舎が建てられ、それまでそこに建っていた建物(旧上毛モスリン事務所)は、科学館の向かいにある館林市第2資料館内に移築されています。
平成4年、会社の新工場移転に伴い、土地は館林市に売却され、工場は解体され、現在に至るまで広い空き地となっています。

一方、館林城の本丸があった場所は、科学館が立っている場所にあたります。
科学館の周囲を囲むように、小高い山のように本丸土塁が残っていて、城跡に関しては全くのド素人である私でさえ、なんであの部分だけ石垣で高くなっているのかな?って思うくらい、はっきり残っています。

◎売店 あり 1階の入り口横にあります。
       館内での飲食は禁止されているので、軽食等の販売はありません。
◎レストラン 無し
◎自販機 建物の外にあります。
◎トイレ あり(オムツ交換台は2階女子トイレ内にあります)
◎授乳室 「授乳されたい方は1階受付まで申し出てください」との貼り紙がしてあります。
ベビーカーでの移動は、エレベーターもありますしスムーズです。

向井千秋記念子ども科学館
駐車場から向井千秋記念子ども科学館の入口に向かいます。
銀色のドームはは、プラネタリウムです。

田山花袋記念文学館
向井千秋記念科学館と向かい合うように、隣には、田山花袋記念文学館があります。
田山花袋は、館林出身で、作品には「蒲団」や「田舎教師」などがあります。
ここで1つ1つの作品について内容を書くと収拾つかなくなってしまうので書くことはやめておきます。

入館券売り場
向井千秋記念子ども科学館の入口横には、入館券を買う券売機があります。
ここで券を買って科学館に入ります。

科学館入口
科学館の入口は、自動ドアが2枚続きます。1枚目が開くと2枚目の扉があります。
2枚目の扉が開くと館内のエントランスに入ります。
この写真は、最初の扉が開いてすぐに明るい館内に入れると思っていた末っ子が、節電対策で思いのほか薄暗い事にビックリし、次の扉に進まずに、すごい形相で大泣きしながら外に飛び出ようとしている様子です。
よく晴れた日は、外がとても明るいので、入館時は、館内が暗く感じますが、節電の影響で更に暗く感じました。

入口入ってすぐ左にあるキッズコーナー
科学館の入口を入ると、すぐ左には小さい子向けのキッズコーナーがあり、木のおもちゃや絵本などが置かれています。

左手にあるプラネタリウムと券売機
同じく左側には、プラネタリウムへの入口があります。
写真の左端には、プラネタリウムに入る際に必要な利用券の券売機があります。
プラネタリウム利用の際は、入館料とは別に料金を払うことになります。
入館料については、中学生以下の子供は無料ですが、プラネタリウムについては、子供も有料で、未就学児だけ無料となります。

仮面ライダーキバ&電王
夏休み期間にやっていた「仮面ライダーキバ&電王」のポスターです。
長男のために行きました。
「プラネタリウム、に俺、参上!」と言って仮面ライダー電王が登場してきます。

プラネタリウム手前の待合室
プラネタリウムへ入場する時間になるまで、手前のスペースで待ちます。
薄暗い場所ですが、床には色々な形をした光が動き回っていて、子供達が追いまわしています。

受付兼売店
一方、科学館に入ってすぐ右手には、受付があります。ここは売店も兼ねています。

2階への階段と1階展示室
売店の近くには2階への階段があり、1階の奥には展示室が広がっています。

館林の自然に関するコーナー
同じく、階段の近くには、館林の自然を扱った展示コーナーがあります。
地形や地層、動植物などを扱っています。
床を透明にして、地中にいる生き物の様子が分かるようになっています。

ムーンウォーカー
1階にある「ムーンウォーカー」です。ばねで人を吊るし、ジャンプしてみることで、月の重力を疑似体験します。
身長や体重の制限があり、利用できる人は、110cm以上,70kg以下の人に限られます。
午前9時から、1時間おきに利用でき、開始10分前から整理券が配られます。

水や磁石の性質体験
1階の展示コーナーです。水や磁石などの性質を体験し学びます。

さまざまな力について体験
さまざまな力についての展示です。

2階の階段横にあるティラノサウルス頭部レプリカ
2階に上がってすぐ、ティラノサウルスの頭骨のレプリカが置いてあります。
ここは宇宙についてのコーナーなのですが、巨大な隕石が衝突して恐竜が滅びたという説が有力ということで、
隕石の展示や、スペースシャトルから見た地球にある巨大な隕石孔の写真と共に、この恐竜の骨が置かれています。
写真の右端には、丸みを帯びたカラフルな色が複数見えていますが、そこを通るとスペースシャトルや向井千秋さんのコーナーに行きます。
また、このカラフルなゲートの脇には、向井千秋さんの手形と握手できます。

向井千秋さんと握手
せっかくなので、とりあえず握手してみます。

向井さんの人生の歩み
向井千秋さんの人生の歩みについての展示です。
現在は、JAXAの宇宙医学生物学実験室の室長をされています。

宇宙飛行士の資料
宇宙飛行士になってからの資料が展示されています。
写真の左隅には、これまでに向井千秋さんがもらった様々な賞状が展示されています。
スキー競技の賞状もあります。

スペースシャトル内での様子
スペースシャトル内の様子を再現したところでは、スペースシャトル内での生活に使った日用品などが展示されています。
写真の中央には、向井千秋さんを模した人形が宙に浮いている様子を示しています。

応用の世界の様子
この写真も、2階にあるコーナー(応用の世界)の写真で、自然の原理や法則を応用した作られる機械の仕組みについて展示されています。コーナーの右半分は、2004年まで館林にあった大西飛行場と、大西さん自作の飛行機「スバルプレン」についての展示です。

展示の一部を紹介します。
機械の仕組み(オルゴール実験装置)
歯車などが大きく作られて分かりやすくなっている機械の仕組み(オルゴール実験装置)の展示です。

太陽電池で走る電車模型
太陽電池で走る電車の模型です。写真右下の電車が、明かりを強くすると早く走るようになっています。

動体視力測定
動体視力測定のコーナーです。画面に出てきた丸が消える前に次々にタッチしていきます。

大西飛行場について説明
大西飛行場やスバルプレンについて詳しい解説が書いてあるパネルがズラッと並んでいます。
その中の一部の写真です。
滑走路を道路が横切っていたため、飛行機が離陸する際は遮断機を下していました。

大西飛行場の歴史
大西飛行場の歴史が書いてあるパネルです。
前身は陸軍館林飛行場で、終戦と共に飛行場が廃止された後、飛行機愛好家の大西勇一さんが、白黒テレビ製造工場経営で成功を収めたのち、工場や土地の売却で得た資金をもとに、飛行場用地として約1万坪の土地を購入しました。その後も、地域の反対住民との度重なる話し合いを経て、更に敷地を3万3千坪に拡大整備し、1971年に国から飛行場として正式に認可されました。
土地買収で借金が膨らんでしまったため、大西さんは、1年あまりで飛行場の経営権も土地も民間企業に売却しましたが、大西さんを相談役として、飛行場は運営され続けました。
しかし、フライト数減少で不採算となり、2004年に廃止となりました。

スバルプレン
大西勇一さん自作の飛行機「スバルプレン」です。
フロートを付けることで、利根川の水面での離発着もしました。

スバルプレンの洋上飛行について
スバルプレンの洋上飛行についてのパネルです。
自作飛行機の飛行は、なかなか許可がおりませんでしたが、何度も航空局に通い説明した結果、1970年に、神奈川県の茅ケ崎から伊豆諸島の大島の間を往復しました。

復活したスバルプレン
向井千秋記念子ども科学館に展示する前、2006年春、科学館隣の空き地(市役所東広場)で飛行テストをしてみたところ、スバルプレンはまだ現役で活躍できることが分かりました。

次に、科学館3階について簡単に触れておきます。
資料コーナー
資料コーナーとなっていますが、子供向けの本も沢山ある図書コーナーです。
何となく靴を脱いで入りたく雰囲気なのですが、土足のまま入室するように案内が書かれています。

上州竹とんぼの会
上州竹とんぼの会による竹とんぼの展示です。
3階の工作室では、毎月第1日曜日と第3日曜日に、館林市にある「上州竹とんぼの会」の方達が、よく飛ぶ竹とんぼの作り方を指導してくれます。

最後に、科学館に隣接する空き地についてです。
市役所東広場(館林城二の丸跡)
向井千秋記念子ども科学館の西側に隣接してある広い空き地(市役所東広場)です。
館林城二の丸だった場所で、明治以降ずっと大きな工場がありましたが、平成になってから館林市の土地となり空き地になっています。
写真右側の赤レンガ色の建物は、館林市役所です。

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向井千秋記念子ども科学館のHPはこちら
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[ 2011/09/27 09:24 ] 群馬県の公園,施設 | TB(0) | CM(0)

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