いわないリゾートパークは、北海道岩内町にある町立の公園です。
岩内町は、関東の人にとってなじみの無い所だと思いますが、積丹半島の付け根付近にあり、札幌から、車で2時間くらいかかります。
積丹半島の付け根にあるといっても、小樽に近いわけではありません。
小樽に近い積丹半島の付け根にある町は、余市町ですが、岩内町は、反対側(西側)の付け根にあります。
人口は約1万3千人で、かつては国鉄の駅があり、本州からのフェリーも発着していたのですが、今は、電車もフェリーも廃止され、札幌からの高速バスが目につく程度です。
鉄道やフェリーなど交通に興味のある人なら、岩内の名前を目にした事があるかもしれません。
町の雰囲気は、こじんまりとした感じです。
かつて駅があったところはバスターミナルになってますが、そのバスターミナル周辺も、人もまばらで静かな町です。
ただ、お店は最低限そろってますし、コンビニや病院もあります。
北海道というと、場所によっては、信号すら目にすることもないですが、岩内町は普通に信号はあります。
また、公園から見下ろす町並みは、案外明りが多く、海には漁火も見え、きれいな夜景です。
いわないリゾートパークは、岩内岳(1086m)のふもとの高台にある公園で、敷地内には、いわないマリンビューオートキャンプ場があります。
公園は、キャンプ場利用者はもちろん、キャンプ場に宿泊しない人でも、自由に遊べます。
キャンプ場は、オートキャンプだけでなく、5~6人宿泊できるコテージも複数あり、うちもコテージを利用し1泊しました。
ここのコテージは、テレビが付いてます。
キャンプ場の施設は、テレビが無いところが多いですが、うちは、テレビが無いコテージはダメなので、テレビのあるコテージ限定で宿泊します。
その地域の番組を見ることを楽しみの一つにしています。
岩内では、宿泊のついでに遊具広場で遊びました。
今回、私の運転で大洗から車ごとフェリーで苫小牧にわたりました。
富良野→旭川→滝川→札幌→小樽→岩内→神威岬→小樽→高速で一気に苫小牧→フェリーで仙台→東北自動車道で一気に東京方面へ
と、6泊5日全て私の運転で回りました。
子ども達の行きたいという地域に向かって進んだので、進むルートに計画性はあまりありません。
行きたい方向に行くという感じでした。
ただし、宿泊先は予約しておいたので、夜には宿泊先に付くようにはしました。
こうやってサラッと書くと、とても簡単に約1000kmを一人で運転し続けたのかと思われるかもしれません。
確かに、ずっと一人で運転してたし、運転は大好きなので、どこまでも1人で運転できるのですが、さすがに帰りの仙台から東京は疲れました。
仙台に着いてからも、青葉城公園に寄ったり、伊達政宗の資料館に寄ったり、津波の被害を見たいとかで、海沿いをずっと走ったりと、子ども4人の希望をそれぞれ聞いていたら、仙台での行動が多くなりすぎました。
パーキングエリアがあるたびに休憩してましたから。
今回、岩内を選んだのは、学生時代に奥尻島に旅行にしたときに立ち寄って、岩内に限らずこの周辺の景色がきれいさが印象的だったからです。私自身の希望です。
この公園の特徴は、何といっても眺望の良さです。
眼下には、日本海を見下ろし、岩内町や積丹半島を一望できます。
地図上で左ダブルクリックすると拡大し、右ダブルクリックすると広範囲の地図になっていきます。
目印の上にカーソルを移動してクリックすると、簡単な説明が出ます。
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◎子連れで家族旅行する場合
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アクセスです。
◎電車バス利用の場合
いわないリゾートパークまでの公共交通機関はありません。
岩内のバスターミナルまで札幌から、高速いわない号が出ていて、1時間に1本あります。
札幌から岩内までは、高速いわない号で約2時間半です。
時刻表はこちらです(⇒
北海道中央バス「高速いわない号」)。
岩内の街中を動くならバスだけでいいのですが、山の方にある いわないリゾートパークに行くには、歩きでは大変です。
もともと、オートキャンプ場でもありますし、マイカーは必需品の地域なので、マイカー無しで行くことは想定はされてないでしょう。
◎車利用の場合
私は、小樽でしばらく過ごしてから岩内に向かいましたが、子ども達のトイレ休憩などでコンビニに停まることもあったので、小樽から2時間以上かかってしまいました。
ルートは高速いわない号と同じように行きました。
積丹半島をぐるっと回っていくことも考えましたが、限られた時間での移動なので、積丹半島をぐるっと回るのは、岩内を後にするときにしました。
関東での移動の時間と距離の感覚でいると、痛い目に合います。
施設情報です。
◎利用期間 毎年4月28日~10月31日
◎休園日 利用期間内なら、遊具で遊ぶのはいつでもできます。
◎利用料金 キャンプ場を利用しないで、遊具で遊ぶだけなら無料です。
◎駐車場 管理棟の前が駐車場になっています。
管理棟は、とんがり屋根のしゃれたデザインの建物で、行くとすぐに目の前に見えてくるので分かりやすいです。
◎トイレ 管理棟にあり(オムツ交換台なし)
◎売店 管理棟内にあります。
キャンプグッズのレンタル、飲食物が売ってます。
◎レストラン 無し
◎授乳室 無し
ベビーカーでの移動は、駐車場から遊具広場に行くのに階段を上がります。
数段で終わる階段ではなく、斜面を上がるための階段なので長いです。
キャンプ場を使う場合は、車で自分達の場所へ移動するので、スムーズです。

管理棟前の駐車場から、階段を上がって遊具広場に行きました。
着いた先で駐車場の方を見下ろした様子です。
とんがり屋根の建物が管理棟です。

上から見たオートキャンプ場です。
カーサイト17サイト、電源付き23サイト、キャンピングカーサイト13サイト、コテージ9棟、フリーテントサイト 10サイトと、結構な広さです。

コテージ9棟を遊具広場から見ました。
1棟ずつがくっついているように見えますが、実際は十分な余裕を持たせて建てられています。
私達が宿泊したコテージの隣のコテージでは、外でバーベキューをして、子ども達も含めて楽しそうに過ごしている様子でしたが、うるさくなかったです。
広いので、声が拡散するのかなと思いました。

遊具広場全景です。
遊具の数は多くないですが、横に細長い遊具がメインです。
廊下のような感覚で歩けます。途中にトンネルもあります。
これしかないのかと思いましたが、都会からかけ離れた素晴らしい景色を見ながら遊べるので、飽きることがありませんでしした。
また、バッタが多くて、子ども達はバッタを追っかけまわしてました。
遊具としては、他に、小さい子向きの滑り台があります。

遊具を向こう側から見た様子です。
滑り台やネットがあります。

少し高い斜面から遊具を見下ろしました。
ターザンロープがあるのが分かります。

遊具の一部を拡大しました。
ロープを使って、急斜面を上がります。

さらに右側の様子です。
滑り台はさらに高い位置から滑るので、小さい子は親のサポートが必要です。

もう一つの遊具です。
こちらは小さい子向きです。小さな斜面を利用して滑り台が設置されています。

同じ遊具を裏から見た様子です。
こちら側には、さらに小さい滑り台があります。
斜面をうまく利用した遊具の印象です。

公園の隅の方にはあずま屋があります。
そこから遊具の方を見た様子です。
広々とした様子がお分かりと思います。

公園から見た岩内町市街地です。
海の向こうに見える白いタンクのようなものは、泊村の泊原発です。

コテージから見た岩内町市街の夜景です。
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